バスの安全への取組
平成18年10月、運輸事業者について、経営トップから現場まで一丸となった輸送の安全管理体制の構築、会社内の安全意識の浸透、安全最優先の風土の定着を図ること等を目的として「運輸安全マネジメント制度」が導入されました。
令和3年3月、国土交通省から「事業用自動車総合安全プラン2025」が公表され、同年6月には日本バス協会が「バス事業における総合安全プラン2025」を策定し、バス事業者とともに次の事故等削減の目標に向けて取り組んでおります。
- 乗客の死者数ゼロ
- 令和7年(2025年)までに交通事故死者数をゼロとする。
- 令和7年(2025年)までに重傷者数を150人以下とする。
- 令和7年(2025年)までに人身事故件数を800件以下とする。
- 飲酒運転をゼロとする。
- 令和7年(2025年)までに乗合バスの車内事故件数85件以下とする。
- 令和7年(2025年)までに貸切バスの乗客の負傷事故件数 20 件以下とする。
全国交通安全運動
交通安全運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止の徹底を図ることを目的としております。
運動期間 令和6年9月21日(土)から30日(月)までの10日間
※交通事故死ゼロを目指す日 令和6年9月30日(月)
車内事故防止キャンペーン
日本バス協会では、7月1日~7月31日まで全国一斉に「車内事故防止キャンペーン」を実施しています。バスをご利用の皆様は、以下の点にご注意いただくようお願いいたします。
◆走行中には席を離れずに、急ブレーキにもご注意ください
走行中に席を離れると、転倒などにより思わぬけがをする場合があります。お降りの際は、バスが停留所に着いて完全に止まってから席をお立ち願います。
また、バス安全運転に徹しておりますが、やむを得ず急ブレーキを掛ける場合があります。満席のため、お立ちになってご利用いただく場合には、吊革や握り棒にしっかりおつかまり下さい。
バスの車内事故防止に皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
ドライバー異常時対応システムを搭載した路線バスに係る留意事項の周知について
ドライバー異常時対応システムを搭載した路線バスの普及が見込まれます。
本システムを適切に活用するためには乗客のご協力が欠かせないことから、本システムの目的や操作方法、注意すべき事項等についてお知らせいたします。
バス事業における総合安全プラン2025
日本バス協会は、令和7年までの5年間を計画年とする「バス事業における総合安全プラン2025」を策定し、取組みを実施しています。
バス事業における総合安全プラン2025- バスの安全への取組
- 環境への取組
- バリアフリーへの取組