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日本のバス120年記念企画
SNS写真投稿キャンペーン
一般部門 入賞作品発表

「日本のバス120年」を記念して9月1日〜9月30日にX(Twitter)で実施した写真投稿企画では、期間中、たくさんの方々から実に1,000件を超える投稿をしていただきました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

審査の結果、投稿いただいた中から入選作品を決定しました。

投稿していただいたものはどれも素敵な内容でしたが、中でも選りすぐりの写真をぜひご覧ください。

#バス停から見える風景 グランプリ

#バス停のある風景 グランプリ

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会長挨拶

バスで日本の未来を明るくする
~日本のバス120年に当たって~

明治36年(1903年)9月20日、日本で初めてのバスが京都の地を走って、120年を迎えます。

バス事業は、少子高齢化の影響などで、元々厳しい経営状況でしたが、新型コロナウイルス感染症により、本当に苦しみました。路線バスはコロナ禍で4000憶円もの赤字となり、これは、10年や20年では取り戻せません。貸切バスも団体旅行が消失してしまい、まさに、バス事業は戦後最大の危機を迎えました。さらに、人手不足、燃料高、バスは追い込まれています。

バスが無ければ、子育て政策の推進と言っても、通学もできません。ピンチをチャンスと捉えて、危機を乗り越えていかなければなりません。

バスの最大の使命は安全の確保です。皆さまから信頼されるバスであることを誓います。安全という原点に返り、バスを夢のある産業にしたい。キャッシュレス化、EVバス、自動運転バスなど、皆さまから喜ばれるバスを目指して参ります。

今後も、バスが走り続けていくことができますよう、皆さまの応援を宜しくお願い申し上げます。

公益社団法人   日本バス協会
会長   清   水   一   郎
会長
清水一郎
History
Talk Show

向谷氏との特別対談

Talk
ICHIRO
SHIMIZU

日本バス協会会長 清水しみず 一郎いちろう
(伊予鉄グループ社長)

1967年11月生まれ。
愛媛県松山市出身。
東京大学法学部卒業。
英ケンブリッジ大学大学院修了。
1990年運輸省(現国⼟交通省)入省後、在英日本大使館参事官、観光庁観光戦略課長などを経て退官。
2014年伊予鉄道(現伊予鉄グループ)副社長。
2015年から代表取締役社長。
2021年日本バス協会会長。55歳。

向谷 実 × 清水 一郎
日本のバス120年
明治36年9月20日、
日本で初めてバスが京都の地を走って、120年

向谷実氏は、世界的に有名なフュージョンバンド『カシオペア』の元キーボーディストでありまた、鉄道など公共交通に造詣が深い。

自らも発車メロディーの作曲やピアノ演奏を手掛ける清水一郎会長と、バスの未来へ向けた提言について、語り合ってもらった。

バスは公共交通の「最後の砦」 清水
清水
バスは、新型コロナ感染症の3年間、本当に苦しみました。これから、公共交通を如何に維持していくかが大きな課題です。
向谷
通院される方などにとってはまさにバスが生命線ですから、バスが存在することで地域の生活は保たれていると言えるでしょう。ぜひ、バスを守っていって欲しい。
清水
まさにバスは公共交通の「最後の砦」。バスにもっと乗ってもらいたいと思います。
完全キャッシュレスの実現を 向谷
清水
バスは現金を扱いますが、これによる負担が大きい。運賃箱のコストもそうですし、新札発⾏の度に改造しなければいけない。運転手にも負担になっていますし、小銭を両替するにもコストが掛かる。ロンドンではバスに乗るにはカードかスマホのみで、現金ではバスに乗れません。大阪・関西万博では、会場もキャッシュレスになるようですし、公共交通もキャッシュレスにすべきと思います。
向谷
社会全体でキャッシュレスを進めることが望ましい。地方の交通機関にキャッシュレスを普及するには手数料を下げてもらうことも大事。地域全体で交通も含めたキャッシュレス化を図るべきではないでしょうか。
清水
バス事業者としては、負担減のためにも、キャッシュレス化は急務です。交通機関のキャッシュレス化は、目標年次を決めて、国を挙げて早期に進めていくべき課題と思います。
清水
日本のバスは120年を迎えます。今後、バスが200年、300年と続いていくためには、どういう点がポイントだと考えられるでしょうか。
向谷
走る姿がその街で絵になるようなバスであってほしいですね。 日本の原風景と聞いて、多くの人が思い浮かべる情景に必ずバスがある、そういう存在になることを願っています。
清水
向谷さん、本日はありがとうございました。
Talk
MINORU
MUKAIYA

音楽館 代表取締役 向谷むかいや みのる

1956年10月生まれ。
東京都世田谷区出身。
1979年フュージョンバンド「カシオペア」のキーボード奏者としてデュー。
「Train Simulator」を開発。
現在は音楽活動と並行して鉄道乗務員用シミュレーターの開発・製作、駅ホームドアの開発などを行う。
2023年1月第64回交通文化賞受賞。
66歳。

Talk

MOVIE

対談動画

by YouTube IYOTETSU Official Channel
Book

BOOKS

書籍紹介

日本バス協会会長清水一郎による
書籍が出版されます。
日本のバス120年にあたり
公共交通の処方箋示す著者渾身の書き下ろし
~向谷氏との対談を全収録~
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